ゆるふわウェーブヘアなどと、旬なトレンドヘアに欠かせないパーマスタイル。
そんなパーマにはとても古い歴史があるって知っていましたか?
パーマの歴史
パーマの起源は、紀元前3000年ほど昔、古代エジプトの貴婦人達は、毛髪に湿った土を塗って木の枝などに巻き付けて、天日で乾かし毛髪にウェーブを付けたと記されているようです。
1872年(明治5年)にフランスのパリ、マルセル・グラトウが考案したマルセルアイロンを発明し、熱した棒に毛髪を巻き付けてウェーブを作る方法、今の熱アイロンの原型を編み出しました。
1940年(昭和15年)頃、アメリカのマックドナウなどはチオグリコール酸を使ったパーマの研究をし、現在の形に近いコールドパーマが出現しました。
日本でのパーマの登場は明らかではありませんが、実際に電髪が営業に取り入れられたのは1930年(昭和5年)頃、1935年(昭和10年)代には大流行になりました。
1950年代前半(昭和20年代後半)からコールドパーマが普及し始め、1960年代前半(昭和30年代後半)にはパーマの主役となりました。
パーマの主役になったコールドパーマは、有効成分の追加、加湿器の追加、縮毛矯正剤の追加と、有効性・安全性を求め、希望のヘアスタイルの実現のため進化し続けています。
進化するパーマ
現代では髪へのダメージに配慮した、様々なパーマ剤が開発され、カール&パーマスタイルを楽しむことができるようになっています。
時代と共にヘアスタイルも変化し趣向も違ってきます。
今後のパーマの進化に期待したいですね。